リニューアル後、いくつもの驚くほど魅力満載となり
渥美半島観光拠点力がアップした理由をご紹介していきます。
画像も合わせてその魅力を紹介していきます。
このブログで分かること
田原市を中心に一般的な観光だけでなく、知られていない
廃線廃駅など過去の歴史を辿り、発見する楽しさを味わえます。
鉄道マニアからちょっと変わった旅行・観光好きな方に
オススメです。
1.単線電車渥美線のこと。
2.リニューアルして魅力満載となった三河田原駅。
3.三河田原駅が、観光拠点としての魅力もアップした4つの理由。
①駅前ロータリーとバス停が出来たこと。
②24時間駅前駐車場ができました。
③年中無休レンタサイクルがあります。
④駅前にビジネスホテルが完成しました。
4.おすすめ観光スポット。
①田原城址
②蔵王山
③廃線・廃線を辿る。
【単線電車渥美線】の動画紹介。
清谷川の鉄道橋を渡って三河田原駅に入る渥美線です。
川岸森の中から飛び出してくるような感じで面白いです。
鉄道橋を渡る時ガタンガタンと音が周囲に響き渡り
ローカルな雰囲気がたまりません。
【単線電車渥美線】の鉄道会社沿革を紹介します。
会社名:豊橋鉄道株式会社。
通称:渥美線。
運行開始:大正12年~昭和2年(1923年~27年)に
渥美電鉄により敷設されました。
昭和2年(1927年)10月1日に新豊橋駅から
黒川原(くろがわはら)駅間の20.9kmの開通しました。
渥美電鉄は、その後名古屋鉄道、豊橋鉄道株式会社に引き継がれます。
敷設範囲は、新豊橋駅から三河田原駅までです。
駅数:16駅(2023年6月現在)。
駅名。
1.新豊橋(始発駅または終着駅)。
2.柳生橋。
3.小池。
4.愛知大学。
5.南栄。
6.高師。
7.芦原。
8.植田。
9.向ヶ丘。
10.大清水。
11.老津。
12.杉山。
13.やぐま台。
14.豊島。
15.神戸。
16.三河田原(終着駅または始発駅)。 ←当ブログはここを紹介!
キロ程は、18.0km(新豊橋駅から三河田原駅)。
運行時車両数:3車両。
運行発車間隔:4本/時間(約15分間隔は6:00~21:00まで)。
運行最高速度:約50km。
(過去に前方で見た記憶)。
冷暖房設備:有り。
運行時の揺れ具合:揺れる(個人的感想)。
利点:のどかに田舎風景を見ながらまったりとした時間が過ごせます。
信号で止まらないから自動車よりも早くて便利です。
【単線電車渥美線】リニューアルして魅力満載となった三河田原駅。
立派でしょう。2013年(平成25年)に4代目の駅舎として建設されました。
日本でも有名な建築家の安藤忠雄氏が設計したそうで都会的です。
駅ドア入って直ぐ前方左に電車のホームが見えます。
三河田原駅正面。
三河田原駅に入って、正面に改札口が見えます。
今どきでしょう。Suicaカードが使えます。
もちろんチャージも可能。
入って左側Suicaカード・manacaカードチャージ機。
切符自販機。
上部には時刻表・線路図があります。
結構見やすいです。
鉄道会社沿革で紹介しましたが
新豊橋駅から三河田原駅までキロ程18kmです。
なぜこれほどまでに区間距離が短いか。
当初の渥美電鉄株式会社の設立時まで遡ります。
1919年(大正8年)渥美郡内有力者60名による
協議結果で、民営と決まりました。
区町村の代表ですから、自分の村なり区に
駅があれば便利というのが理由だと思います。
設立時の経緯から
駅区間が短いのだと推測できます。
利用者にとっては
駅区間平均1.125kmというのは
利用者の自宅から駅までの距離はさておき
駅区間約1kmというのは丁度よい散歩距離です。
普段使いしている方でも、ちょっと散歩しようと思えば出来る距離で
実際私も散歩したことがあります。
私の一番記憶ある駅間散歩は、芦原駅から高師駅です。
芦原駅から高師駅までは、少し上り勾配になっていますが
電車は、専用に切り通し工事を行ったためか勾配が緩やかで
さほど高低差を感じません。
生活道路だと地形をそのまま使用しているようで
結構な急勾配でした。
個人的に坂道は好きです。
いかにも地形を感じる場所ですから。
気候の良い時期だと薄っすら汗ばむぐらいです。
ただし冬は寒いと思います。
散歩するとか、自分の体をつかい観光を体感する人は
体幹を鍛えられることでしょう(笑い)。
脱線しましたので戻ります。
切符自販機の横には、有人窓口があり分からないことを聞けます。
終点・始発駅ですから無人って事はないですね。
三河田原駅の改札口上部には、電光掲示板の時刻表があり親切です。
昼間時なら
約15分間隔で電車が運行されますので、仕事や学生はもとより
観光拠点駅として考えるとありがたいことだと思います。
正面入って右側に待合室があります。
冷暖房設備完備すごしやすいです(贅沢)。
入ると、いつの頃からかピアノが設置されていました。
ロッカーもあります(有料)。
電車を見ながらカウンターで勉強する事ができます。
電車到着を確認できるからこれも便利です。
待合室中央には座るためのクッション椅子があり壁面には50
インチ以上の画面でPR動画が流されていましたので
なにもやることがない人にも時間潰しになります。
田原駅の待合室にはさらに利用者ファーストがあります。
2階には談話室があります(勉強する事ができます)。
2階の談話室も冷暖房設備完備なので
自宅より快適かもしれません。
丁度スマホで時間つぶしをしている方がいました。
静かで良いです。
2階の談話室から周りの景色が少見れるのもいいです。
丁度、田原駅正面から道路が見え
その先は、元黒川原(くろがわはら)駅へと続く
線路跡(現在は道路)が見えます。
三河田原駅の新しい駅舎は、都会的な雰囲気であるとともに
施設内も利用者ファーストで感心する事だらけです。
さて駅舎の外を見ます。
三河田原駅の正面見て左側には、駐輪場があります。
防犯カメラもあり安全への配慮があります。
駅のすぐ横ですから使いやすく贅沢といえます。
利用者ファーストです。
駅前ローターには、タクシーも常時2~3台待機しています。
三河田原駅の正面右側奥には、外部トイレがあります。
このトイレ素晴らしいです。
入った時、田原駅に
こんなキレイなトイレができたんだと
今だに素晴らしいと思います。
田原駅正面右側奥の外部トイレ前に
廃線変更されるまで残っていた
黒川原方面への車止めがありました。
名残の展示物で、実際にあった車止めが証人として残ってます。
紹介パネルには、三河田原駅から黒川原駅までの路線は
昭和19年に休止、のち廃止とあります。
車止めは、黒川原駅を語るうえでの歴史物ですので
この先サビきってボロボロになったらと思うと
少し心配ですしもったいない気がします。
せめて屋根だけでもあれば、雨がしのげます。
場所をとるから待合室には入れれなかったのでしょう。
三河田原駅の外部トイレ右側に、交番があります。
前の三河田原駅舎時代は全てが狭く、場所も無いから無理ないのですが
新しい駅舎は場所も広く、交番用に広く場所が取ってあるため配置は抜群です。
多くの利用者が集まる場所ですから
交番設置は安全安心への無敵の配慮でしょう。
三河田原駅が観光拠点として魅力もアップした4つの理由。
駅前ロータリーとバス停。
田原駅正面右側にはロータリーがあります。
写真で分かるでしょうか、かなり広く見やすいです。
豊橋鉄道バスの乗り降り場があり
田原市内から巡回して田原駅まで利用可能です。
バス停留所写真
遠い場所の方は、渥美半島先端の伊良湖岬から来ますから
1時間以上バスに乗って来られる方もみえます。
ロータリーは
車の導線が確保されているので
見やすいし走りやすいです。
ロータリー写真
まさに田原市民の生活基盤重要拠点
もちろん観光拠点でもあります。
24時間駅前駐車場。
立体式有料駐車場は、市営。
24時間まで520円で利用できます。その後24時間ごとに520円加算ですので
良心的な値段だと思います。
警備はALSOK(綜合警備保障)の機械警備です。
夜間利用でも機械警備があり、また目と鼻の先に交番あるので利用者は
安心して駐車できるため、三河田原駅の環境は素晴らしいです。
利用される方にとっては、良いこと間違いなしです。
年中無休レンタサイクル。
田原市も観光に力を入れており
レンタサイクル(中学生以上無料)
利用時間:午前9時から午後7時まで
貸出場所:田原駅を初め近くの田原市施設各所あります。
豊橋鉄道の渥美線も、サイクリング客への対応しています。
乗車時にサイクルトレイン(自転車持ち込み料金100円/台)利用者は、
1列車10台までの限定。
健康ブームのサイクリングは景色最高な海岸線も走れるので
継続した需要があるようです。
駅前ホテルの完成。
2019年1月29日にABホテル田原がオープンしています。
駅の直ぐ目の前です。
全128室の客室に和洋バイキング朝食・大浴場インターネット接続が無料と
大変便利になっています。
ホテルを建設されたことにより
渥美半島観光の為の拠点力がアップした最大の理由となります。
渥美線で三河田原駅まで来ても良いですし、クルマで来ても問題ありません。幅広く観光客に対応できます。
128部屋もあるのですから急な宿泊にも対応の可能性が高いと思われます。
おすすめ観光スポット。
田原城址。
三河田原駅から徒歩1kmほどのところに、田原城址があります。今は、博物館が建設され
田原城などの歴史、又田原藩士で画家であった渡邉崋山(幕末の田原藩家老)の生涯が紹介されています。
館内は静かで訪れた時は平日なのか入場客はまばらでした。
堀も昔は池のようになっていましたが、現在は城門側の
右側袖池と左側の枡池は残っています。
田原城平面図。
田原城跡は現在博物館になっています。
蔵王山。
田原市にも山があります。
徒歩1.5km歩くと蔵王山の麓に着きます。
そこから権現の森に少し上がり少し急なところもありますが
約30分ほどの登山で、小高い蔵王山(標高250m)まで登れます。
7割ほど登ると車道にでますのでそこらは少し歩きやすいです。
駅からハイキングに行かれる観光客もいます。
秋には、蔵王山展望祭りも行われ観光で賑わいます。
廃線・廃線を辿る。
私が特にオススメするのは
あまり知られていない廃線・廃駅を辿ることです。
徒歩か無料レンタサイクルを利用する方法もあります。
発見気分を味わえますよ。
1.元加治駅。
2.元黒川原(くろがわはら)駅。
三河田原駅付近の商業・観光・産業等紹介します。
三河田原駅前には、あつまるタウンという第三セクターが関わった商業施設があります。
田原駅前の北南方面道路をはさむ。
当日、写真を撮りに行ったら右側の観光施設が入っている
建物道路側の店舗が改装中で近日オープンと
案内が出ていました。
喫茶店のようです。
コロナ禍も過ぎ去り人びとの交流も戻りつつある昨今
地域の憩いの場になるといいですね。
田原駅から電車に乗る前、降りた後の休憩にうってつけです。
観光施設の向かい側に、店名:wasyaganti(わしゃがんち)は
方言から取っていと思います。
ローマ字をつかいながらご当地言葉を使うのは
良いですね文字に味があります。
こちらはレストランです。洋食系とワッフルが食べられる場所です。
数年前一度だけ仕事先の方と入ったことがあります。
お客様の8割女性ばかりでしたが
空間が広く取ってあり居心地は良かったです。
パスタとワッフルを頂き、結構美味しかった記憶があり
ホント!値段は納得料金でした。
パスタも良いが、ワッフルはおかわりをしようかためらったほど
軽くあっさりしていて味が後に引かず
良い思い出です。
女性に受ける味付けですね。
仕事先の方と、話した記憶があります。
では何故、おかわりをしなかったか?
食べすぎて胃もたれをしたくなかったからです。
何事も腹八分目と言ったものです。
お陰で美味しい思い出だけ残ってます(^^)。
喫茶店開店予定面の反対側に回ると
渥美半島観光ユーロビューローとうたった
窓口があり写真撮りました。
何故、NHK大河ドラマ「どうする家康」のポスターがあるのだろう。
そういえば、伊良湖岬の海岸で撮影をしたとネットで出てました。
其の繋がりです。
これで全体的に盛り上げようという努力ですね。
すこし離れた観光地で
田原駅からクルマで約1時間(約20数キロ)先に伊良湖岬があります。
伊良湖岬の恋路ヶ浜は、松尾芭蕉が訪れた場所といわれています。
観光シーズン中は渋滞が出来るほど観光客で賑わいます。
産業として有名なのは、トヨタ自動車田原工場があります。
愛知県民の方々には、知られている事です。
日本中でもレベルの高い工場と聞いています。
何年前かは記憶していませんが
知り合いのトヨタ従業員に聞いたら
田原工場は、レクサスやランクルなどの
高級車を作っているそうです。
田原工場建設時に田原と豊橋を結ぶ
三河湾大橋(1km以上の長さ)は
トヨタ進出のおかげで出来たとも聞いています。
事実
トヨタ系物流及び通勤時間短縮に役立っています。
もちろんアイシンAWなどの部品工場もあり
田原工場は結構広い敷地を使っています。
出張などでトヨタ系田原工場に来る方
多いのではないでしょうか。
商業施設としては
街中央にはセントファーレ(ショッピングセンター)あります。
田原城付近の晩田地区にも
ショッピングパオというイオンが入っている
ショッピングセンターもあります。
高校は、県立の「成章高校」と「渥美農業高校」があるので
豊橋方面から田原まで電車で来る学生もいます。
まとめ。
渥美半島唯一【単線電車渥美線】の三河田原駅を紹介しました。
鉄道マニアからちょっと変わった旅行・観光好きな方に
オススメ。
1.単線電車渥美線のこと。
2.駅舎がリニューアルして魅力が増した三河田原駅です。
3.三河田原駅が渥美半島観光拠点として魅力アップした4つの理由とは。
①駅前ロータリーとバス停が出来たこと。
②24時間駅前駐車場ができました。
③年中無休レンタサイクルがあります。
④三河田原駅前にビジネスホテルが完成しました。
4.おすすめ観光スポット。
①田原城址。
②蔵王山。
③廃線・廃線を辿る。
のどかな渥美線に乗って田原市、その先の伊良湖観光も楽しんでみては
いかがでしょうか。
三河田原駅を利用される方は、少なくありません。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。